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アシッドSEX2

(この章は創作です。作り話として読んで下さい。)

まったくお勧めしません。

薬物状態の経験です。

偶然手に入れた物。

使いたくてたまりません。

しかしこの手の物には注意が必要です。

興味本位で試したはいいが、Badに当たると激しい頭痛や吐き気、悪寒が走り、最悪の状態に落ちます。

とりあえずその場は我慢し、後日私の部屋に普段交流のある友達を集めました。

皆それなりにこういう物での仲間です。

簡単に書くと皆でラりって楽しくSEX仲間です。

いつもは皆で葉っぱをキメて、楽しく笑いながらSEX。

みなさん誤解している点で、葉っぱは意識が飛んだり幻覚をみたりしません。

葉っぱの特徴は高揚感が上がり、普段どうでも良い事が楽しくなって、なんでも笑える状態になります。

その時の本人は自己に特別の変化を感じませんが、周囲から見ればヘラヘラ笑っているアホな人に見えるでしょう。

常用しなければ、ほとんど依存性もありません。

副作用は寝れなくなる事です。

24時間普通に起きて居られます。

逆に効果が切れると驚くほどの疲労感が襲ってきて、解消する為に深い眠りに落ちる。

これが葉っぱの副作用です。

意外だと思うでしょうが、葉っぱは悪酔いせずに楽しくなるお酒の様な感覚で使用されています。

そんな葉っぱを使用してSEXするとどうなるか。

実は各個人で全然反応が違うらしいのです。

「凄く感度が上がり、体中が熱くなって大きな声を出して感じてしまう」

「イク瞬間に体中に電撃が走り、その電撃が頭を突きぬけ、それが何回も繰り返す」

皆言う事は細かく違うのです。

かく言う私は葉っぱSEXをするともう一人の私が体を抜け出して、実際の行為をしている私に暗示をくれます。

体から抜け出した私は賢者になって私に言うのです。

「そう、SEXは獣の行う行為だ」
「お前のチンポでその雌を思う存分感じさせてやれ」
「SEXでお前が彼女を支配するのだ」

等々、もう一人の賢者な私が言ってくるのです。

実はこの状態になると、絶頂感とか無く、イケない状態になってしまいます。

挿入してピストンを繰り返しても、何故か射精までたどり着けません。

いつも不発のまま終了。

最後は寝る為に強い酒か、睡眠薬を飲んで就寝。

これがいつもの葉っぱSEXの終わりでした。

しかし今日は違います。

新しい物が有ります。

これを使えば皆が言う「体が熱くなり抑えられない快感が体を支配する」という現実を支配出来るかもしれません。

俺の中に大きな期待感が存在しました。


今日の集まりは俺を含め4人。

俺の彼女。

もうひと組のカップル。

葉っぱの誤解を解くために書いておくと、葉っぱを使用したからといって即乱交パーティーになる事は有りません。

カップルが決まっていると、基本そのままです。

しかし時々ハイな状態でお互いのパートナーを交換しようか・・的な、ノリというか、そんなスワップみたいな事が起こるだけです。

葉っぱは意識がはっきりしているので、ほとんど自分のパートナーだけを相手にSEXをしていきます。

その日も葉っぱを用意しました。

約10グラム。

いつもはそれを回し吸いしてキメて行きます。

しかし今日の俺は違う。

皆に進言します。

「今日は新しい物を手に入れたんだ」
「俺は葉っぱは要らないよ」

皆が驚く中、俺はポケットから手に入れた物を出して見せた。

驚く中の一人が言う。

「これは何?」

その言葉に合わせる様に俺はその物の折り紙を開いて見せた。

白い結晶体。

「うぉー!!」

居合わせた他の者達が驚きと興味の声を漏らした。

その中の一人が言う。

「これってもしかして・・」

俺も自慢げに答える。

「たぶんそう」
「変な外国人が売ってきたから試しに買ってみた」

皆興味津々な顔をしながら物を見つめていた。

そして俺から発した。

「量も少ないから今日は俺が使ってみる」
「良かったら後日皆で使おう」

皆納得したようにうなづいたのだった。

話しがついたら全員でテーブルを囲んで座る。

葉っぱに火を着け、俺以外の3人でゆっくり吸い始めた。

いつものように部屋中に独特の嫌な臭いが充満する。

皆が一服・二服を終わる頃。

皆の顔を見渡した。

段々とキマってきた様子だ。

葉っぱが決まると瞬きしなくなる。

怖いくらいに目を開きっぱなしになり、少しづつ口元がゆるんでくる。

皆良い顔になってきた。

そろそろ俺の番だ。

俺は自分の右手小指を舐め、唾液で浸した後にテーブルの上に置いていた白い結晶体を吸いつける様に小指になぞりつけた。

ジャリジャリ・・

結晶体は小指先の唾液に吸いついた。

この光景を皆が注目して見ている。

いよいよこの瞬間が来た。

これで最高の快感。

至高のSEXができる。

そう思っていた。

皆が見つめる中、俺は結晶体の着いた小指を舐める様に口の中に収める。

少し苦い様な、しょっぱい様な・・・

何故か口の中は異常な唾液があふれ出し、一気に結晶体を溶かしこんだ。

俺は躊躇なく、いや、躊躇したが・・引くに引けなく結晶体の溶け込んだ唾液を一気に飲み込んだ。

ゴクリッ!

皆俺を見つめている・・

俺がどうなるか・・興味津々・・・

・・・・
俺は皆の期待にこたえる様に笑顔を作る。
「エヘヘ・・」

・・・

皆の期待と沈黙の中、俺の変化は起きた。

(ここからは仲間からの後日談)

俺は突然糸の切れた人形のようにグニャリと座ったまま倒れこんだ。

なんの支えも無いソファーから外れ落ち、そのまま床に転がるように・・

まるで生きてはいるが、意識の無い人形のように床に転がる俺を見て、葉っぱでキマった全員爆笑した。

そうなんです・・・

葉っぱで決まると何でも笑えるんです。

たとえ目の前で肉親が泣こうが喚こうが、なぜか可笑しくてたまらなくなる。

いわゆる薬物でのハイヤーという症状。

逆に俺は薬物でのダウナー。

脱力状態になり、生きてはいるが意識不明の人形状態。

この状態になると何をされても覚えていない。

もちろんSEXなんて無理。

俺のパートナーはSEXしたいが為に一生懸命俺のチンポをしごき、フェラを試したが、一切立たなかったそうな。

仕方が無いのでもうひと組のカップルにお願いして3Pでしのいだらしい。




そして俺のアシッド体験は終わった。

・・・・・・・・・・・・・・








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