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コンビニの店長を好きになり・・はじまり

俺は15歳。
中学3年、男子。
コンビニの店長を好きになりました。

その人は本当に笑顔の可愛い人で、全てのお客に好かれていて。
お客皆が声を掛けていく。
それくらい明るく笑顔の素敵な人。

店長がそのコンビニに来たのは先月。
それまで経営してた方が辞めて、代りに着任してきた。
お店もリニューアルオープンでお客がいっぱい居る。
俺もお店に入って何となく買い物してレジに並んで。
お会計の順番が来て、そして衝撃が・・

ずきゅんΣ>―(灬⁺д⁺灬)♡―――>
 「か・・か・・可愛い・・❤」

レジ担当してくれたのが店長。
一生懸命お客と接してる姿。
丁寧な敬語なんだけど、どこかアニメっぽい声。

お釣りを返してくれる時。
僕の手に、彼女の柔らかい手が添えられて・・
笑顔で
 「ありがとうございました」

お店の人なら当たり前の事だと思う。
でも僕にはあの時の柔らかい彼女の手の感触が優しくて・・
心臓がバクバク動き出し。
 「俺・・好きになったかも・・」
そんな感じになった。

家に帰りながら何度も店長の手の感触を思い出す。
あの柔らかい手。
優しく俺の手を触ってくれて。
「ありがとうございましたって❤」
家に着いても彼女の事が頭から離れない。
可愛い・・
もう一回買いに行こう。

コンビニに着いて適当な物を買い、レジに並ぶ。
2台あるレジの片方がお目当ての店長。
一列に並んでいる中から、店長のレジに行けるのは50%
神様・・どうか店長のレジに入れますように(祈る)
そして俺の順番。
神様は存在した。
俺の願いが通じた。
もう一度彼女の担当するレジに。
そして再度彼女の可愛い笑顔に満たされて。
それだけで満足のはずが・・
ここで大失敗に気付く。
支払いを金額ちょうど払ってしまった。
「丁度頂きます、ありがとうございました」

あれ・・
お釣りが無い・・
ということは・・彼女の手に触れる事が出来ない。
もう一度彼女の手に触れたかった・・
バカバカバカバカ・・俺のバカ
後悔・・

家に帰りながら自分のバカさに悔み、そして決心。
もう一回行こう。
今度はお釣りが出る様に。

家に着いて買った物をほったらかし、かーちゃんに何か買い物ないか聞いてみる。

 「かーちゃん、何か買い物ない?」
 「俺が行ってやるよ」
かーちゃん
 「あら、どうしたの?」
 「急にお使い行ってくれるとか?」

 「別に理由は無いけど・・」
 「とにかく理由は無いけど今なら暇だから行ってやるよ」
かーちゃん
 「どういう風の吹きまわし」
 「まぁ、いいわ」
 「丁度しょうゆ切れてたからスーパーで買ってきて」

 「スーパーじゃなくてコンビニ行く」
かーちゃん
 「スーパーの方が安いでしょ」
 「コンビニなんてトイレ借りるくらいの場所」

 「何言ってるか分かんないけど俺はコンビニ行くの」
 「だからついでに買ってきてあげる」
かーちゃん
 「あっ、そういう事」
 「分かった、それじゃコンビニで良いわ」

そんなこんなで店に行く理由をつくり、彼女の店へレッツゴー。

店に到着。
適当にしょうゆを取ってレジにGo
列に並んで神に祈る。
神様・・どうか店長のレジに入れますように。

しかし・・今回は神様が願いを聞き入れてくれず。
もう一台のレジへ。

嫌だ!
絶対彼女に担当してもらいたい。
ここは上手くごまかしてもう一度並び直そう。
「あっ、そうだ」
思い出したふりから後ろの人にレジを譲る。
しかしこのまま列に並ぶと気付かれるかも。
店内を一周して安いお菓子を買い足し、もう一度列へ。

神様・・どうか店長のレジに入れますように(祈る)
来た来た来た!
上手く行った。
祈りが通じたのか、もう一度店長のレジへ。
「いらっしゃいませ、あっ!」
俺の顔を見て驚いた顔してる。
なんたって一時間くらいの間に3回も来たから顔覚えていてくれた。
嬉しーーーミ☆⌒ヽ(*゚ロ゚)ノ

店長
 「何度もありがとうございます」

 「いや・・あの・・」
 「かーちゃんがしょうゆ買って来いって言うから・・」

いや・・あの・・本当は・・貴女の顔が見たくて・・
そんな事言えないけど・・
でも顔を覚えてもらえただけでも凄く嬉しくて・・
心臓バクバクしてる。

店長・・好きです。
一目ぼれって言うんですか・・
もう心臓バクバクして・・
大好きですーーー❤
って言える訳ない。

お会計にお釣りが出る様にお金を出す。
この時を待ってました。
お釣りを受け取る俺の手に、彼女の柔らかい手が添えられる。
あああ・・
柔らかい・・
優しい感じ・・
気持ち良い・・
嬉しい・・
一人悦に入る俺。

そして彼女からの特別サービスなのか。
添えられた手がさっきよりも長く触ってくれている。
「またいつでもご利用下さいね」
「お待ちしております」
ありきたりな言葉かもしれない。
でも俺は確信した。
惚れた。
彼女の事が好きになってしまった。

たぶん20代後半だと思う。
年齢は恥ずかしくて聞けない。
でも恋したら歳の差なんて関係ないよね。

俺が大きくなって立派になったら絶対彼女に告白する。
絶対にだ。
心に強く誓った15の日。

そしてその日から夜のオカズは殆ど彼女になった。
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うみ0930

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実体験を基に官能小説風に書いたり、架空設定で書いたりしてます。
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