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JK綾の場合40、大きな愛とは。

メイちゃんが起こした寝取り未遂事件。
現行犯で取り押さえたからいいものの、分からなかったらどうなってたか・・

私は被害者で犯人を追い詰める権利がある。
寝ぼけてたお兄ちゃんもある意味被害者。

メイちゃんに何故こうなったのかの説明と、今後の対応を約束してもらいたい。
全ては彼女の行動が原因なんだから、自分の犯した罪に罰を受けてほしい。
そんな気持ちで彼女と私達兄妹の3者話し合い。

私の部屋で3名そろってそれじゃあ色々聞こうと思った時、お兄ちゃんから想定外の発言が。

「今回の件は3名が全員被害者」
「誰も悪い者は居ないから、俺は全て忘れる」

ええ・・
どうして・・
全員が被害者なんて・・
一番の被害者は私で、犯人がメイちゃんで、現行犯で押さえたから言い訳できないし。
なんで全員被害者なの?
納得できない!

私はお兄ちゃんに反論。

「なにそれ? どういう事?」
「全員が被害者なんて」
「私が被害者で犯人はメイちゃん」

お兄ちゃんはなんでメイちゃんを庇うの?
どうして・・
もしかして・・メイちゃんの事が可哀そうなの?
おかしいよ!
このまま許すなんて絶対におかしい。
だって彼女は何の罰も受けてないし、償いもしてない。
何で許すの?

お兄ちゃんに対しての不満が頂点に達して、お兄ちゃんを睨みつけて。
少し沈黙の時間が過ぎてお兄ちゃんは発言する。

「俺は昔バカな時代があって、毎日喧嘩三昧」
「最初は目が合ったとか、態度が気に食わないとか、どうでもいい理由で喧嘩が始まる」
「お互い後に引けなくなってどんどん報復の繰り返しになっていく」
「徹底的にやると最後に勝者は誰もいない」
「気が付いたら周りから恐怖の目で見られるだけの存在になってた」

お兄ちゃんの不良時代の話し。
私はよく知らないけど、地元じゃ名前だけで男子が恐れる存在。
でも家で私に対してとても優しい。
怖いお兄ちゃんの事はよく知らない。

お兄ちゃんは私達を諭すように話し続ける。

「喧嘩を始める怒りっていう感情の原因は全て自分の中にある」
「相手を叩きのめして、自分の下に置いて、マウントを取りたい」
「子供みたいな心理」
「相手を叩きのめして自分が勝利したいっていう心理」

へぇー、そうなんだ・・
私女の子だからそこまで喧嘩した事ないし・・
お兄ちゃんの経験談は分かるけど、私が許す理由にならないと思う。

続けてお兄ちゃんは言う。

「綾、お前はメイちゃんを責めて何を手に入れるんだい?」
「今から彼女を言葉で責めて、そして手に入れられるもの」
「たぶん何も残らない」
「気が付いたら大切な友達を失ってると思う」
「ちょっとした怒りの感情で大切な友達を失って、そして取り返しのつかない事をしたと分かる」
「その時にはもう遅い」
「気が付いて欲しい」
「もう決着はついていて、彼女に謝ってもらうだけでこの話しは終わりだと思う」
「怒りの感情で自分を失うより、よく考えて自分を抑えて欲しい」

・・・なんとなく分かった。

お兄ちゃんの言ってる事は、今から私が怒る事で、想像もできない事が起きるかもしれない。
お互いを傷付け合うよりも、お互いを理解しあうってのが大切って事ね。
なんとなくだけど・・分かる。

気が付くと怒ってた私の表情は少し和らいで、でもどう話して良いか分からなくて・・
戸惑ってる私。
よーく考えて言葉にしてみる。

「分かった」
「お兄ちゃんの言う事がなんとなく分かった」
「私も許す」
「メイちゃん、今日起きたことは私も忘れる」
「だからメイちゃんも約束して」
「もう二度と私のお兄ちゃんに手は出さないで・・」

これだけしか言葉にできない。
許せないけど許さないといけない。
私の立場は有利で彼女に制裁を加える立場だと思う。
だけどお兄ちゃんの言ってるように、もし私が彼女に制裁を加えて、その為に彼女が反撃してきたら、そしたらまた喧嘩になって、終わりなく続く争いになって・・

なんとなく理解できて来た。
どこかで納めないと報復の連鎖になって、お互いを責めあって・・
そしたらメイちゃんとは友達でいられなくなるはず。

事の原因がどんなことでも、自分が許せない限り、永遠に恨みや報復の繰り返しになる。

分かったよ、お兄ちゃん。

ここで私が許してあげたら争いは終わるんだよね。
分かった。
許す。
私はメイちゃんを許してあげる。
たぶん二度と同じ過ちはしないと思うし。
私が許してあげれば全員が解放されるよね。

怒りは私の感情でしかコントロールできない。
事の原因が何であれ、納めるのは私次第。
私・・今回の事件はこれで終わりにする。
だって私が勝ったって何にも残らないもん。
最悪メイちゃんと仲が悪くなって大切な友達を失い、そしてお兄ちゃんの信頼も失いそう。

私、少しだけ大人になって、メイちゃんを許してあげる。
これで皆が納得して、いつも通り仲良くできるなら。

私の気持ちはどんどん落ち着いて、メイちゃんを怒りで叩きのめすより、彼女を許して幸せな時間を取り戻す事に決めた。

「メイちゃん、もういいよ」
「許してあげる」

私の言葉を聞いたメイちゃん。
突然大粒の涙を流して大声を出して・・

「うわぁぁぁ・・・ごめんなさい・・」(涙)

泣き続ける。
女の涙は信用するなって言うけど、今回は話の流れ上信用しなきゃ収まらないし。
たぶん少しは反省してると思うから。
彼女の頭をよしよし撫でて、この話しは終わりに。
そう思ったら自分の心が晴れていくのが分かって、どんどん満たされていく。

怒りの感情に支配されるより、誰かを許してあげる感情は思っていたよりもいい感じ。
なんとなく実感できた。

お兄ちゃんのおかげで最初の雰囲気から一転してほのぼのして、メイちゃんとはまたいつも通りの親友に戻れる気になって。
でも念を押して置きたい事がある。

「私とメイちゃんはこれからも大切な親友だけど、だけど絶対に私のお兄ちゃんに手を出さないで」
「それだけ約束して」

私の念押しに頷くメイちゃん。
そしておもむろに話し始める。

「もう絶対に今日みたいな事はしない」
「私おかしくなってたの」
「誰かの温もりが欲しいって」
「でも私間違ってたよね」
「大切な親友の彼氏に」
「ごめんなさい」

よし、これでOK
これで今回の事件は終わり。
私の心は晴れて、これからも幸せに生きていける。
ありがとう、お兄ちゃん。

お兄ちゃんがいなかったら私は彼女を責めるだけ責めてたと思う。
お兄ちゃんの存在は大きい。
頼れる人。

温和な空気の中、お兄ちゃんは私達を諭すように。

「俺達は親に捨てられた同然で、兄妹で一生懸命生きてる」
「親の助けに甘えられないけど、兄妹で一生懸命生きてる」
「俺の家もメイちゃんの家も同じ境遇だから、お互い理解できる」
「これからは全員が家族だと思って大切に過ごして行こう」

心に染みる言葉。
ありがとう。
良かった。
メイちゃんを失わずに済んで。
お兄ちゃんの偉大さには本当に感心。
私がお兄ちゃんを大好きなもう一つの理由。
大きな心、大きな愛。
私はいつもそれに甘えてる。
だから幸せに生きてこられた。
愛してる。
これだけしか言えないけど、もっともっと、ずっとずっと、凄く好きなんだから!
愛してるよお兄ちゃん。
メイちゃんの前では言えないけど。

気が付いたら明け方。
そろそろ世間は起きる時間。
あ~あ・・
寝れなかった。
どうしよう・・

そう考えてたらお兄ちゃんから提案。

「俺は仕事休む」
「お前達も学校休め」
「明日は全員でお買い物でも行って楽しく過ごそう」

あっ、それ良いかも。
たまには学校休んでもいいよね。
分かった。
メイちゃんも納得してるみたい。
それじゃあ少し眠ようかって事になった。

でも寝るにしてもどうしよう。
ベッドは二つしかないし、事件の後だから私とメイちゃんが一緒に寝るのも少し気まずい。
だからって私とお兄ちゃんで寝るのも気が引ける。
居間でで一人で寝るって言うお兄ちゃん。
布団を持ってきて一人で寝始めて。

やっぱり私は少し甘えたくなって
「私もここで寝る」って布団に潜り込む。
それだけだとメイちゃんに悪いかも。
良かったらメイちゃんも一緒に寝る?
彼女もお誘い。

三名で一緒に寝たら変なこと心配しなくて良いよね。
我ながら良いアイディア。
メイちゃんも嬉しそうに布団に入り込む。
彼女にはこういう優しさ、構ってあげる事が大切なのかも。

三名で川の字になってお休み。
お兄ちゃんは両手で私とメイちゃんに腕枕。
両手に花状態。
なんだかいつもより嬉しそう。

私なんだか少し焼けちゃって、お兄ちゃんを虐めてみる。

「なーにニヤけてるのよ」
「もしかしてエッチな事考えてるでしょ」

私の言葉にメイちゃんもクスって笑って。
お兄ちゃんはぐらかすように答える。

「なんも考えてねぇよ」

かわいい♥
もう少し虐めたくなって本当に本当なんだねって、確認の為にお兄ちゃんの股間に手を当てて・・

「なにこれ・・」
「大きくなってるじゃない!」

これは仕方ないってお兄ちゃんの言い訳。
メイちゃんは笑いをこらえてる。
なんとなく温和で楽しい。
よし、メイちゃんも巻き添えにしちゃえ。

「ほら、メイちゃんも触ってみて!」
「すんごい大きくなってるんだから!」

メイちゃんの手が恐る恐るお兄ちゃんのおチンチンに触れる。
えええ・・って顔をしてるメイちゃん。
メイちゃんから意外な発言。

「前から思ってたんですけど、圭お兄ちゃんのおチンチンって凄い大きいよね」

えええ!!
そうなの?
私お兄ちゃんのしか知らないから・・
本当に?

まんざらでもない様子のお兄ちゃん。
ニヤけ顔に拍車がかかってる。
この野郎、メイちゃんの言葉で満足しやがったな。
許さん。
私という者がありながら。

片手でお兄ちゃんパジャマをズリ下げ、大きくなってるおチンチンを引っ張り出す。
うん、いつものお兄ちゃんだ。
私にとって特別大きいとか分からない。

「メイちゃん、これって大きいの?」

メイちゃんも改めてお兄ちゃんのおチンチンを触りながら。

「綾ちゃん、たぶん凄く大きいと思う」

二人でお兄ちゃんのおチンチンを触りながら品評会。
お兄ちゃんから

「お願い、止めて」
「これ以上触られたらしたくなっちゃう」

両手腕枕で身動きできないお兄ちゃんの声は可愛くて、もう少し虐めたくなって、お兄ちゃんの弱点の亀頭を優しくマッサージ。
ううっ・・って声を漏らすお兄ちゃんが可愛い。
控えめにしてるメイちゃんにも一緒にって促すと、メイちゃんも動き始める。
可愛い女の子二人に身動きできない状態で責められるお兄ちゃんは女の子みたいな声を出し始めて。

「ああ・・だめ・・やめて・・」

なにこれ!
かわいい!!
こんな可愛いお兄ちゃんの姿始めて見た!
ちょっと感動。
この後どうなるか見てみたい。

大きくなってるおチンチンをメイちゃんにも握らせて一緒になってシゴく。

スコスコスコ・・
「ああ・・だめ・・やめて・・だめ・・」

やだぁ・・
お兄ちゃんがどんどん可愛くなっていく。
これ良いかも・・
お兄ちゃんを支配してる感覚がいい!
そして気付くとメイちゃん一緒だけど、これなら一緒に楽しめる。
浮気って気がしない。
なんか一緒に楽しんでしまってる。
嬉しい共有感。
私少しエッチな笑顔になってる。

「ああ・・だめ・・出る・・」

もうイキそうなお兄ちゃん。
楽しくって仕方ない。
亀頭から滑らかな液体もいっぱい出てる。
いいよ。
私とメイちゃんの手でイッて。
そしてシゴく速さを上げてあげる。

シコシコシコ・・
「ああ・・だめ・・出る・・出るよ!!」

私は素早く布団に潜り込んで、お兄ちゃんのおチンチンを咥える。
メイちゃんも同じように布団に潜り込んで来た。
私のフェラを見つめてる。
ちゅぱちゅぱ・・
お兄ちゃんの弱点。
亀頭の裏筋を優しく吸ってあげるとお兄ちゃんから最後のイク声が。

「ああ・・だめ・・イク!・・イク!」
ブシュッ・・ドクッ・・ドクッ・・

おお!
凄く出てる!
お口の中はお兄ちゃんの熱い精子でいっぱい。
嬉しい。

全ての精子を吸い出して、それを一気に飲み込んで。
ゴクリ・・
お兄ちゃんを愛してあげた満足感。
私は悦に浸って、そして自慢げにメイちゃんを見る。
どう?
凄いでしょ的な。

メイちゃんは切ない顔で見てる。
もしかしてメイちゃんもしたいの?
フェラ?

頷くメイちゃん。
私は優しい気持ちでお兄ちゃんのおチンチンをメイちゃんに明け渡す。
メイちゃんは感極まった様にお兄ちゃんのおチンチンを咥えて、優しく上下にスロート。

「うああああ・・」

イッた後のお兄ちゃんは感じやすくて、お掃除フェラは大好きみたい。
メイちゃんのフェラに凄く反応してる。
凄い。

あれ・・
メイちゃんと一緒にお兄ちゃんを責めて、でも全然嫌な気がしない。
むしろなんだか楽しい。
面白い。
これ良いかも。

隠れてやられたら嫌だけど、メイちゃんと一緒になら許せるし楽しい。
これは有りね。
新しい自分を発見。
これも良いよね。

これからはメイちゃんも一緒にしよ。
メイちゃんなら良い。
許す。
私公認で皆で一緒に楽しもう。

私は優しい気持ちになってメイちゃんにその話をしたら、彼女はまた涙を流しながら私に抱き着いてきて、「ありがとう」って。
良かった。
これで良かったんだよね。

私達、親友を超えて家族みたいな感じで、いつでもお互い許しあえる大きな愛で生きていこう。
私達は皆家族だよ。
メイちゃん大好きだよ。

私の心は晴れて幸せいっぱい。
今日の結果は全てお兄ちゃんが導いてくれた。
ありがとうお兄ちゃん。

感謝の気持ちでお兄ちゃんを見ると、身動きできない状態で二人の女の子に手コキで射精させられて意識不明の様な恍惚の表情になってた。

続く。

【次回は小ネタを一回挟んで、JK綾の場合41、大人のおもちゃをお送り致します】
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