JK綾の場合38、進級して。
私、綾は幸せな生活を過ごし学年も進級して2年生になりまして、進級しても親友のメイちゃんと同じクラスになれて良かったよ。
家でも学校でも大切な人と過ごせて幸せです。
学校の成績はそれなりだけど・・
サクラの花も舞い散って、そろそろ風に初夏の臭いが混ざり始めるこの季節。
我が家はいつも通りほのぼので、変化が無いのが良い所。
私とお兄ちゃんの関係も、毎日同じ様に「おはよう」からスタートして毎日10回以上キスして❤
そして何度も「愛してる」って言ってもらって眠りに着く。
新婚さんみたいな毎日で、変わらないで欲しい毎日です。
メイちゃんの家は真兄がめでたく大学進学。
目標の超一流大学はダメだったけど、次点の一流大学に。
本人は少し不満らしいけど、周囲からすれば羨ましい位の学歴。
この春から大学生として学校行ってる。
メイちゃんも自慢してたし、きっと幸せだと思うよ。
二人も幸せなカップルだし、きっと家でもラブラブだね。
良かった良かった。
突然メイちゃんから相談される。
「綾ちゃん、悩みを聞いてほしいの」
幸せそうな彼女の悩み?
なんだろう?
いいよ、親友だから何でも聞いてあげる。
「もしかして真兄が浮気してるかも・・」
ええ・・?
あの真面目そうな人が?
メイちゃんの事を愛してるって、私達兄妹の前で誓ってたのに・・
でもなんで浮気してるって思うの?
「真兄が大学行くようになって、サークルとかコンパとか参加してて」
「帰りが遅くなる様な日もあって」
「もしやって思って真兄のスマホを注意して見てたら・・」
「送られてきたラインが表示されて『大好き❤』って・・」
「真兄きっと浮気してる」
えええ・・
でも・・今の時点で浮気って判断はまだ早いかもしれないし・・
もしかして勘違いかもしれないし・・
だからメイちゃん、しっかり気を取り戻してもっと良く見守って・・
そこで思いつく事を聞いてみる。
「メイちゃんと真兄って夜の関係はどうなの?」
だってそうだよね。
愛してなかったら幸せじゃないよね。
だからきっと真兄も雑になって、メイちゃんの事を雑に扱って、きっと女なら分かる事が有るはず!
メイちゃん本人には嫌な質問かもしれないけど聞いてみたい。
そしたら意外な答えが・・
「真兄が求める事は少なくなって」
「前は毎晩のように求められて・・嬉しかったし・・良かったのに・・」
「最近は減って・・」
「そして変なプレイが増えてるの・・」
えええ・・・
変なプレイって・・
話がそれそう・・
でも聞いてみたい・・
変なプレイって・・?
「真兄・・最近おもちゃにこってきて・・大人のおもちゃ・・」
「色んなおもちゃで責められるの・・」
「おもちゃで何回もイカされて・・最後に真兄のおチンチンでイカされるの・・」
「私的に少し寂しい・・」
「全部真兄でイカして欲しいの・・」
えええ・・
お・・大人の・・おもちゃ・・
あの・・ヴヴヴ・・とか動く奴?
なにそれ・・
女の子としてそれは嫌だよ・・
愛してる人としっかり結ばれたいよね!
大好きな人のおチンチンでしっかり感じたいよね!
おもちゃなんて反則!
絶対ダメ!!
でもどんな感じなんだろう・・
少しだけ興味あり(〃▽〃)
そんな事は聞けないから止めといて・・
とりあえずどう答えて良いか分からない私は安全策を取って答えてみる。
「う~ん、何て答えてあげて良いか分からないよ・・」
「一度私のお兄ちゃんに相談してみてもいい?」
出た!
私の奥の手!
困った時はお兄ちゃんに聞いてみる。
以前のメイちゃんの悩みもお兄ちゃんに相談して何とかなった。
私にどうしようも無い事はお兄ちゃんに相談。
お兄ちゃんが何とかしてくれるはず。
なんとか・・
私の提案にメイちゃんも半分納得して、今晩メイちゃんと私達の兄妹で相談会。
何もしなくて悩むより、皆で話していれば少しはましかも・・
そんな気分で迎える今晩。
色々考えちゃうなぁ・・
もし私のお兄ちゃんが浮気したら・・
絶対許さない!
最悪お兄ちゃんを刺して・・私も一緒に・・
愛の代償。
でも大好きなお兄ちゃんを刺すなんて絶対にできないけどね。
愛が強いって罪かもね・・
迎えて夜。
久しぶりにメイちゃんを我が家にお迎えして、二人で楽しく夕食の準備。
色々私達の兄妹生活(夫婦生活)を聞かれる。
「綾ちゃん、お兄ちゃんとは毎晩してるの?」
メイちゃんの質問は単語をそのまま言って来る事が多くて、例えば「毎晩愛し合ってるの?」とか「毎晩優しくしてくれる?」とか、色々聞き方があると思うんだけど、彼女はそのまま聞いてくるから答え方に戸惑ってしまうよ。
「うん、毎晩してるよ」
きゃーーー。
これじゃ私がエッチ大好きみたいじゃない。
いや、実際大好きだけどね。
お兄ちゃんとだけだよ。
そして彼女が反応してくる。
「羨ましいなぁ・・」
メイちゃんは素直な子なんだね。
気持ちが素直に言葉になる子なんだね。
心の中は愛されて甘えたくて・・
女なら同じ気持ちを理解できる。
言葉にする時に恥ずかしくて変換するか、素直に言うかの違いかな。
私は彼女の事が可愛く可愛くて・・
彼女を傷つけない様に、優しく接してあげる。
お兄ちゃんが帰って来て玄関まで二人でお迎え。
「おかえりなさい」ちゅっ❤
おおっと・・
メイちゃんに焼かれない様にちゅっだけで止めておこう。
最近はちゅっ・・レロレロなんだけど。
3人で食事をしながら昼間メイちゃんから聞いた相談をお兄ちゃんに投げかける。
少しお兄ちゃんの晩酌をおすそ分けしてもらって、良い気分な私とメイちゃん。
素直にお兄ちゃんに質問。
真兄が浮気をしてるのか?
男の人は簡単に浮気をするのか?
お兄ちゃんならどう判断する?
もし本当に浮気してたら・・
お兄ちゃんならどうする?
私達にはどう判断して良いか分からないから、お兄ちゃんの判断聞かせて欲しい。
頼っていいよね?
お兄ちゃんは少し考えて答えてくれて。
「たぶん真兄は本当に浮気してるかもね」
やっぱり・・
同性のお兄ちゃんがそう言うならそうかもしれない・・
でもどうしてそう思うの?
なんで浮気って分かるの?
お兄ちゃんはまた少し考えて。
「男ってバカでさ、自分が愛してる人がいても、本当の自分の実力が知りたい時が有るのさ」
「もしかして俺はもっといっぱいの女を感じさせてやる事ができるとか」
「もっといっぱいの女を虜にできるとか」
「そんな感覚がどこかに有るんだよ」
えええ!!!
私とメイちゃんが共鳴して声を上げる。
私は思い余って反論。
「そんなの絶対許せないんだから!」
「女はこの人の為にって全てを捧げるんだから!」
「だから浮気は絶対ダメだから!」
お兄ちゃんが悪い訳ではないけど、これは女としての意見。
全員がそうじゃないと思うけど、でも大半はそうだと思う。
だって体を許すって事は私の全てを捧げる事で、相手が私以外を求める事は約束違反で、いわゆる浮気だよね。
絶対にそうだよ!
男の性欲とか関係無いんだから!
浮気は絶対に許さないんだから!!
お兄ちゃんは困った顔で答えてくれる。
「たぶん・・大学生とかって・・俺の周りでもそうだけど・・」
「男も女も一番したい時じゃないの?」
「今まで勉強ばかりで来て、大学生になって好きにできるって思って・・」
「俺の周りを見ててもバカだなぁって思う奴は多いよ」
そうなんだぁ・・
大学生って少し違うのね。
好きなようにできるって思うのかな?
分からない。
私の感覚では分からない。
だって私は小さい時からお兄ちゃんが好きで、高1の時にお兄ちゃんの本当の気持ちを知って、私もお兄ちゃん大好きだったし、だから全て許して受け入れて。
愛される幸せって言うのをずっと感じてきたから・・
正直分からなくて。
突然メイちゃんが発言する。
「真兄は私の事愛してないって事ですよね」
「私全てを捧げたのに!」
「将来この人の奥さんになるって決めたのに!」
泣きだすメイちゃん。
感極まってる・・
ごめん・・
こんなつもりじゃなかったのに・・
思いがけない空気に困惑して、私とお兄ちゃんはメイちゃんをなだめながら諭す様に話す。
「まだ浮気してるって決まった訳じゃないから・・」
「もう少し様子を見よ」
泣いてるメイちゃんを落ち着かせて、なだめてあげる。
落ち着いてきたメイちゃん。
食事も終わって今日は彼女に泊まってもらう事にして。
真兄にラインを送ると「分かった」とだけの返事。
こりゃダメだ。
大切な妹が泣いてるって言うのに・・
メイちゃんの情報によれば今晩はサークルの宿泊勉強会なるイベントが有るらしく、帰ってこないとか。
はたまた本当に勉強会なのか?
疑ってばかりだと気がめいる。
今日はメイちゃんに泊まってもらって楽しく過ごしてもらおう。
私にはこれぐらいしかしてやれない。
3人交代でシャワーを浴びて、そして3人座っておしゃべりタイム。
もちろんお兄ちゃんの晩酌を少しおすそ分けしてもらって、心から話して。
そしてメイちゃんから直球質問。
「綾ちゃんとお兄ちゃんはどんな感じのSEXしてるんですか?」
出た!!
メイちゃんの直球単語質問。
どんなSEXって・・
私答えられないからお兄ちゃんの返事に任せて・・
そしてお兄ちゃんが答える。
「う~ん、前見てもらった様に普通のSEX」
「あっ! 最近少しだけアナルSEXしてる」
ぎゃーーー!!!!
そ・・それは言ってはいけない気がします!!
えええって驚いて両手で口を押さえてるメイちゃん。
顔を真っ赤にして・・「凄い・・」(〃▽〃)
「ねぇねぇ綾ちゃん、どんな感じなの、アナルSEXって?」
うきゃーー
なんて答えて良いか分からないよ。
気持ちいいって言ったら変態みたいだし。
でもお兄ちゃんの手前だから「別に」とかウソつけないし・・
どうしよう。
なんて答えよう。
そして考えた挙句の答え。
「お兄ちゃんの事愛してるからなんでも気持ちいいよ」
メイちゃんは「えええ・・」って感じでニヤニヤしてて・・お兄ちゃんはまんざらでも無い感じで構えてて・・
上手くはぐらかしたと思う。
今度は私がお返しの質問。
「メイちゃん達はどうなの?」
「真兄がおもちゃとか使って来るって言ってたけど?」
えええ・・
お兄ちゃんが凄く反応してる・・
もしかしてお兄ちゃんも興味あるの・・・?
メイちゃんおもむろに答える。
「別に嫌いじゃないけど・・何て言うか・・愛を感じないって言うか・・」
「もっと真兄のアソコ・・おチンチンでいっぱい突いてもらいたいみたいな・・」
「おもちゃでイカされるんじゃなくて、おチンチンでイカされたいの」
やっぱ彼女の言葉はストレート。
分かりやすいけど私は返答に困ってしまう。
私が返しに困ってるとお兄ちゃんが興奮した様に問いかける。
「おもちゃってあれの事?」
「バイブとか電マとか?」
おいおいおい??
もしかしてしたいの?
お兄ちゃんも興味あるの?
嫌だよ。
私はお兄ちゃんのおチンチン一筋なんだからね。
お兄ちゃん以外をアソコに入れるのは嫌なんだから!
お兄ちゃんだけなんだから!
思い余ってお兄ちゃんに聞いてみる。
「お兄ちゃんもしたいの・・おもちゃ?」
「変態!」
しまった・・
メイちゃんの前で「おもちゃは変態」って言ってしまった。
どうしよう・・
お兄ちゃんは困った様に答える。
「別におもちゃを使いたい訳じゃないけど、だけど少し興味はあるよね」
「だって綾にもっと感じてもらいたいって思った時、もしかして、おもちゃ使ったらどうだろうって思う時ある」
えええ・・そうなの・・
別に・・お兄ちゃんがそう思うなら・・いいけど・・
だけど私はお兄ちゃんが一番だからね・・
お兄ちゃんがしたいって言うなら仕方なく受け入れてもいいけど・・
もしお兄ちゃんがしたいって言うならね・・
受け入れてる私が居た。
そんな会話を交わしてお休み時間。
今日はメイちゃんがお泊まりだからお兄ちゃんには我慢してもらってエッチは無し。
私の部屋で私とメイちゃんはお休み。
お兄ちゃんは自分の部屋で。
そして夜中に事件は起こった。
続く。
家でも学校でも大切な人と過ごせて幸せです。
学校の成績はそれなりだけど・・
サクラの花も舞い散って、そろそろ風に初夏の臭いが混ざり始めるこの季節。
我が家はいつも通りほのぼので、変化が無いのが良い所。
私とお兄ちゃんの関係も、毎日同じ様に「おはよう」からスタートして毎日10回以上キスして❤
そして何度も「愛してる」って言ってもらって眠りに着く。
新婚さんみたいな毎日で、変わらないで欲しい毎日です。
メイちゃんの家は真兄がめでたく大学進学。
目標の超一流大学はダメだったけど、次点の一流大学に。
本人は少し不満らしいけど、周囲からすれば羨ましい位の学歴。
この春から大学生として学校行ってる。
メイちゃんも自慢してたし、きっと幸せだと思うよ。
二人も幸せなカップルだし、きっと家でもラブラブだね。
良かった良かった。
突然メイちゃんから相談される。
「綾ちゃん、悩みを聞いてほしいの」
幸せそうな彼女の悩み?
なんだろう?
いいよ、親友だから何でも聞いてあげる。
「もしかして真兄が浮気してるかも・・」
ええ・・?
あの真面目そうな人が?
メイちゃんの事を愛してるって、私達兄妹の前で誓ってたのに・・
でもなんで浮気してるって思うの?
「真兄が大学行くようになって、サークルとかコンパとか参加してて」
「帰りが遅くなる様な日もあって」
「もしやって思って真兄のスマホを注意して見てたら・・」
「送られてきたラインが表示されて『大好き❤』って・・」
「真兄きっと浮気してる」
えええ・・
でも・・今の時点で浮気って判断はまだ早いかもしれないし・・
もしかして勘違いかもしれないし・・
だからメイちゃん、しっかり気を取り戻してもっと良く見守って・・
そこで思いつく事を聞いてみる。
「メイちゃんと真兄って夜の関係はどうなの?」
だってそうだよね。
愛してなかったら幸せじゃないよね。
だからきっと真兄も雑になって、メイちゃんの事を雑に扱って、きっと女なら分かる事が有るはず!
メイちゃん本人には嫌な質問かもしれないけど聞いてみたい。
そしたら意外な答えが・・
「真兄が求める事は少なくなって」
「前は毎晩のように求められて・・嬉しかったし・・良かったのに・・」
「最近は減って・・」
「そして変なプレイが増えてるの・・」
えええ・・・
変なプレイって・・
話がそれそう・・
でも聞いてみたい・・
変なプレイって・・?
「真兄・・最近おもちゃにこってきて・・大人のおもちゃ・・」
「色んなおもちゃで責められるの・・」
「おもちゃで何回もイカされて・・最後に真兄のおチンチンでイカされるの・・」
「私的に少し寂しい・・」
「全部真兄でイカして欲しいの・・」
えええ・・
お・・大人の・・おもちゃ・・
あの・・ヴヴヴ・・とか動く奴?
なにそれ・・
女の子としてそれは嫌だよ・・
愛してる人としっかり結ばれたいよね!
大好きな人のおチンチンでしっかり感じたいよね!
おもちゃなんて反則!
絶対ダメ!!
でもどんな感じなんだろう・・
少しだけ興味あり(〃▽〃)
そんな事は聞けないから止めといて・・
とりあえずどう答えて良いか分からない私は安全策を取って答えてみる。
「う~ん、何て答えてあげて良いか分からないよ・・」
「一度私のお兄ちゃんに相談してみてもいい?」
出た!
私の奥の手!
困った時はお兄ちゃんに聞いてみる。
以前のメイちゃんの悩みもお兄ちゃんに相談して何とかなった。
私にどうしようも無い事はお兄ちゃんに相談。
お兄ちゃんが何とかしてくれるはず。
なんとか・・
私の提案にメイちゃんも半分納得して、今晩メイちゃんと私達の兄妹で相談会。
何もしなくて悩むより、皆で話していれば少しはましかも・・
そんな気分で迎える今晩。
色々考えちゃうなぁ・・
もし私のお兄ちゃんが浮気したら・・
絶対許さない!
最悪お兄ちゃんを刺して・・私も一緒に・・
愛の代償。
でも大好きなお兄ちゃんを刺すなんて絶対にできないけどね。
愛が強いって罪かもね・・
迎えて夜。
久しぶりにメイちゃんを我が家にお迎えして、二人で楽しく夕食の準備。
色々私達の兄妹生活(夫婦生活)を聞かれる。
「綾ちゃん、お兄ちゃんとは毎晩してるの?」
メイちゃんの質問は単語をそのまま言って来る事が多くて、例えば「毎晩愛し合ってるの?」とか「毎晩優しくしてくれる?」とか、色々聞き方があると思うんだけど、彼女はそのまま聞いてくるから答え方に戸惑ってしまうよ。
「うん、毎晩してるよ」
きゃーーー。
これじゃ私がエッチ大好きみたいじゃない。
いや、実際大好きだけどね。
お兄ちゃんとだけだよ。
そして彼女が反応してくる。
「羨ましいなぁ・・」
メイちゃんは素直な子なんだね。
気持ちが素直に言葉になる子なんだね。
心の中は愛されて甘えたくて・・
女なら同じ気持ちを理解できる。
言葉にする時に恥ずかしくて変換するか、素直に言うかの違いかな。
私は彼女の事が可愛く可愛くて・・
彼女を傷つけない様に、優しく接してあげる。
お兄ちゃんが帰って来て玄関まで二人でお迎え。
「おかえりなさい」ちゅっ❤
おおっと・・
メイちゃんに焼かれない様にちゅっだけで止めておこう。
最近はちゅっ・・レロレロなんだけど。
3人で食事をしながら昼間メイちゃんから聞いた相談をお兄ちゃんに投げかける。
少しお兄ちゃんの晩酌をおすそ分けしてもらって、良い気分な私とメイちゃん。
素直にお兄ちゃんに質問。
真兄が浮気をしてるのか?
男の人は簡単に浮気をするのか?
お兄ちゃんならどう判断する?
もし本当に浮気してたら・・
お兄ちゃんならどうする?
私達にはどう判断して良いか分からないから、お兄ちゃんの判断聞かせて欲しい。
頼っていいよね?
お兄ちゃんは少し考えて答えてくれて。
「たぶん真兄は本当に浮気してるかもね」
やっぱり・・
同性のお兄ちゃんがそう言うならそうかもしれない・・
でもどうしてそう思うの?
なんで浮気って分かるの?
お兄ちゃんはまた少し考えて。
「男ってバカでさ、自分が愛してる人がいても、本当の自分の実力が知りたい時が有るのさ」
「もしかして俺はもっといっぱいの女を感じさせてやる事ができるとか」
「もっといっぱいの女を虜にできるとか」
「そんな感覚がどこかに有るんだよ」
えええ!!!
私とメイちゃんが共鳴して声を上げる。
私は思い余って反論。
「そんなの絶対許せないんだから!」
「女はこの人の為にって全てを捧げるんだから!」
「だから浮気は絶対ダメだから!」
お兄ちゃんが悪い訳ではないけど、これは女としての意見。
全員がそうじゃないと思うけど、でも大半はそうだと思う。
だって体を許すって事は私の全てを捧げる事で、相手が私以外を求める事は約束違反で、いわゆる浮気だよね。
絶対にそうだよ!
男の性欲とか関係無いんだから!
浮気は絶対に許さないんだから!!
お兄ちゃんは困った顔で答えてくれる。
「たぶん・・大学生とかって・・俺の周りでもそうだけど・・」
「男も女も一番したい時じゃないの?」
「今まで勉強ばかりで来て、大学生になって好きにできるって思って・・」
「俺の周りを見ててもバカだなぁって思う奴は多いよ」
そうなんだぁ・・
大学生って少し違うのね。
好きなようにできるって思うのかな?
分からない。
私の感覚では分からない。
だって私は小さい時からお兄ちゃんが好きで、高1の時にお兄ちゃんの本当の気持ちを知って、私もお兄ちゃん大好きだったし、だから全て許して受け入れて。
愛される幸せって言うのをずっと感じてきたから・・
正直分からなくて。
突然メイちゃんが発言する。
「真兄は私の事愛してないって事ですよね」
「私全てを捧げたのに!」
「将来この人の奥さんになるって決めたのに!」
泣きだすメイちゃん。
感極まってる・・
ごめん・・
こんなつもりじゃなかったのに・・
思いがけない空気に困惑して、私とお兄ちゃんはメイちゃんをなだめながら諭す様に話す。
「まだ浮気してるって決まった訳じゃないから・・」
「もう少し様子を見よ」
泣いてるメイちゃんを落ち着かせて、なだめてあげる。
落ち着いてきたメイちゃん。
食事も終わって今日は彼女に泊まってもらう事にして。
真兄にラインを送ると「分かった」とだけの返事。
こりゃダメだ。
大切な妹が泣いてるって言うのに・・
メイちゃんの情報によれば今晩はサークルの宿泊勉強会なるイベントが有るらしく、帰ってこないとか。
はたまた本当に勉強会なのか?
疑ってばかりだと気がめいる。
今日はメイちゃんに泊まってもらって楽しく過ごしてもらおう。
私にはこれぐらいしかしてやれない。
3人交代でシャワーを浴びて、そして3人座っておしゃべりタイム。
もちろんお兄ちゃんの晩酌を少しおすそ分けしてもらって、心から話して。
そしてメイちゃんから直球質問。
「綾ちゃんとお兄ちゃんはどんな感じのSEXしてるんですか?」
出た!!
メイちゃんの直球単語質問。
どんなSEXって・・
私答えられないからお兄ちゃんの返事に任せて・・
そしてお兄ちゃんが答える。
「う~ん、前見てもらった様に普通のSEX」
「あっ! 最近少しだけアナルSEXしてる」
ぎゃーーー!!!!
そ・・それは言ってはいけない気がします!!
えええって驚いて両手で口を押さえてるメイちゃん。
顔を真っ赤にして・・「凄い・・」(〃▽〃)
「ねぇねぇ綾ちゃん、どんな感じなの、アナルSEXって?」
うきゃーー
なんて答えて良いか分からないよ。
気持ちいいって言ったら変態みたいだし。
でもお兄ちゃんの手前だから「別に」とかウソつけないし・・
どうしよう。
なんて答えよう。
そして考えた挙句の答え。
「お兄ちゃんの事愛してるからなんでも気持ちいいよ」
メイちゃんは「えええ・・」って感じでニヤニヤしてて・・お兄ちゃんはまんざらでも無い感じで構えてて・・
上手くはぐらかしたと思う。
今度は私がお返しの質問。
「メイちゃん達はどうなの?」
「真兄がおもちゃとか使って来るって言ってたけど?」
えええ・・
お兄ちゃんが凄く反応してる・・
もしかしてお兄ちゃんも興味あるの・・・?
メイちゃんおもむろに答える。
「別に嫌いじゃないけど・・何て言うか・・愛を感じないって言うか・・」
「もっと真兄のアソコ・・おチンチンでいっぱい突いてもらいたいみたいな・・」
「おもちゃでイカされるんじゃなくて、おチンチンでイカされたいの」
やっぱ彼女の言葉はストレート。
分かりやすいけど私は返答に困ってしまう。
私が返しに困ってるとお兄ちゃんが興奮した様に問いかける。
「おもちゃってあれの事?」
「バイブとか電マとか?」
おいおいおい??
もしかしてしたいの?
お兄ちゃんも興味あるの?
嫌だよ。
私はお兄ちゃんのおチンチン一筋なんだからね。
お兄ちゃん以外をアソコに入れるのは嫌なんだから!
お兄ちゃんだけなんだから!
思い余ってお兄ちゃんに聞いてみる。
「お兄ちゃんもしたいの・・おもちゃ?」
「変態!」
しまった・・
メイちゃんの前で「おもちゃは変態」って言ってしまった。
どうしよう・・
お兄ちゃんは困った様に答える。
「別におもちゃを使いたい訳じゃないけど、だけど少し興味はあるよね」
「だって綾にもっと感じてもらいたいって思った時、もしかして、おもちゃ使ったらどうだろうって思う時ある」
えええ・・そうなの・・
別に・・お兄ちゃんがそう思うなら・・いいけど・・
だけど私はお兄ちゃんが一番だからね・・
お兄ちゃんがしたいって言うなら仕方なく受け入れてもいいけど・・
もしお兄ちゃんがしたいって言うならね・・
受け入れてる私が居た。
そんな会話を交わしてお休み時間。
今日はメイちゃんがお泊まりだからお兄ちゃんには我慢してもらってエッチは無し。
私の部屋で私とメイちゃんはお休み。
お兄ちゃんは自分の部屋で。
そして夜中に事件は起こった。
続く。
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