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JK綾の場合19、本音で話そう。

お兄ちゃんの願いでメイちゃん兄と接点を作った。

あとは全員揃ってお食事して。
お話しして。
そしてお兄ちゃんが上手くまとめてくれたら・・

我が家でピザとって簡単な付け合わせも用意して。

メイちゃんお料理上手で関心。
お手製でコーンポタージュを作ってくれて。
味見したらこれが凄く美味しい!
絶対良いお嫁さんになれる。

私も一応負けじとサラダを作ってみる。
サラダってお野菜切って盛ってドレッシングかけるだけだけどね。

「ただいま」
お兄ちゃん帰ってきた!

「おかえり」
 ちゅっ❤

えへへ・・
メイちゃんには悪いけどこれだけは外せないんだ。
だって私が一番したいんだから❤

あと一人。
メイちゃんのお兄さん。
真兄さん。

近くまで来たら連絡が来る予定。

来た!
丁度いいタイミング。
私とメイちゃんで外までお迎え。
恐縮というか・・ビビってるメイ兄さんを我が家に迎え入れる。

彼を迎え入れると開口一番お兄ちゃんの声が。

「おう、君が真君か、よく来てくれた」
朗らかな態度で迎えてくれて、私もメイちゃんも何故か笑顔で。
「さっ、ごはん食べよ」
楽しいお食事会的な雰囲気。

メイ兄さんは驚いた様子。
まだ何も話さないが、最初の緊張は少し解けてるみたい。
良かった。

場をほぐす為に、少しお酒も用意。
もちろん少しだけなんだからぁ~
グビグビグビ・・ぷはぁー

そしてお兄ちゃんが話しかける。

「この家は父親居なくて、母親は帰ってこない」
「彼氏の所に行ったまま」
「俺と妹の二人きりだから、今日は遠慮しないでいっぱい楽しめ」

えっ・・
驚いてるメイ兄。
そう、貴方の家と一緒だよ。
兄妹の二人きりの生活。
親は頼りにならない。
だからお互いが支え合ってる。

まだ無言のメイ兄。
お兄ちゃんは続けて話しかける。

「妹とは5歳も違うから小さい時から可愛くて可愛くて」
「ずっと自分が父親代わりと思って一緒に暮らしてきた」
「今でも可愛いし愛してる」
「君は妹さんの事好きかい?」

ええ・・
何気ない会話にきわどいワード。
お兄ちゃんもしかして・・
全部話すつもり?
いいよ・・
お兄ちゃんがそのつもりなら、私も覚悟します。

「兄妹二人しかいないから良いところも悪いところも見えて、普段から仲良くできない兄妹もいるよね」
「それも信頼の形だし」
「ただ大切な妹だから、守ってやりたい」
「俺は大切にしてやりたいって気持ちで来たよ」
「おかげで本当に素敵な良い子になった」

なんか凄く嬉しい事言ってる。

「なぁ、改めて聞くよ」
「真君、妹さんの事は大切かい?」

真君は暫くうつむいて、そして押し殺す様な声で。
「大切です・・」

それだけでまた黙り込む。

たたみかける様にお兄ちゃんは言う。

「良かったよ、その気持ちが聞けて」
「可愛い妹さんじゃないか!」
「笑顔も良くて明るくて」
「好きになる気持ちは分かる」

真君、かしこまってる。

「真君さぁ・・大切にしてあげなよ」
「彼女にとって大切なお兄さんで」
「大切な人って言ってるよ」
「意味分かる?」

真君、更にかしこまる。

お兄ちゃんが続けて言う。

「一度二人で話してみたら」
「本音で」
「きっと良い答えが出ると思うよ」

気が付いたらお兄ちゃんの言葉に全員がかしこまってた。
なんか凄く重みがあって。
さすが社会人って感じ。
そして私の好感共UP!

メイちゃんが話し出す。

「真兄、私の事どう思ってる?」
「体だけ?」
「エッチがしたいだけ?」

ど直球!
メイちゃんも覚悟してる。

そして真君が答える。

「そんなエッチがしたいだけじゃなくて・・」
「メイのこと可愛いし、愛してるけど・・」
「世間が言う愛とか、違う気がして・・」
「恋愛とか違って、全てが欲しくて・・」

あ~ん、じれったい。
なにが言いたいの?
体だけなの、それとも愛してるの?

「メイのこと愛してるけど、どうやって表現していいか分からなくて」
「兄妹の恋愛ってタブーになってるし」
「でも二人でいると抱きたくなるし」
「自分の気持ちを抑えられなくて、あんな事して」
「ご・・ごめん」

この話を聞いてお兄ちゃんは言う。

「何となく分かった」
「俺の昔と一緒だ」
「妹のこと好きになってはいけないって自分で決めたんだよな」
「俺は妹がだいぶ年下だったからお父さん代わりになろうって思った」
「彼は3歳違いで自分の欲望が抑えきれなかったのかな?」

うん。
真君は頷く。

メイちゃんは言う。
「真兄、私のこと好き?」
「愛してくれてる?」

うん。
頷く真君。

そしてメイちゃんが続く。
「だったら私の事大切にして」
「あんな乱暴にしないで」

うん。
頷く真君。

今度は真君から。
「どうしていいか分からなくて」
「最初が無理やりしてしまったから」
「今更どうしていいか・・」

愛の告白なのになんか変。

愛してる!
大好きだ!
大切にする!!
この言葉だけでいいのに・・・

ヤキモキしてる雰囲気に私は我慢できなくて発言してしまう。

「だから我が家みたいに愛し合っていたら分かってもらえるから!」

えっ? えっ? えっ?

私以外の三名が唖然とした顔。
しまった・・・
私から言ってしまった・・

「今まで必死に隠してきたけど、言っちゃいます」
「私もお兄ちゃんのこと好きで、毎日甘えちゃって」
「お兄ちゃんは凄く優しくて、凄く大切にしてくれて、そして・・いっぱい愛してくれます!!」
「私は毎晩のように愛されて幸せです」

「メイちゃんにも同じ様に幸せを感じて欲しいんです」
「女は優しく愛されたい、それだけなんです」

なんか私、ずっと黙っていたから言いたいこと全部言ってしまった。

真君が目をキョトンとしながら・・
「もしかして・・鬼神丸さん兄妹も・・」

ふふふ・・・へへへ・・ははは・・
ばれちゃった・・

あははは!
お兄ちゃんは笑いながら堰を切った様に言う。

「実は我が家も俺と妹は既に関係済み」
「もう毎晩の様に」
「俺の願いがかなって毎晩凄く幸せ❤」

クスクスクス・・
メイちゃんは笑いながら・・

「私も昨日教えてもらって・・」
「そして昨日見せてもらって・・」
「お二人の愛し合ってる姿を」

真君の顔が、なんか「えええ・・」って・・
希望にあふれた顔になって・・
「本当なんですか?」

うん、うん、うん。
三名で頷く。

お兄ちゃん。
「メイちゃんの希望で昨日SEXしてる所を側で見てもらった」

メイちゃん。
「凄かった・・、愛がいっぱいって感じだった・・」

お兄ちゃん。
「俺頑張って妹を初中イキさせてさ!」
「すんげぇー気持ち良かった!」

メイちゃん。
「あー!」
「あれ凄かったですよね」
「イクッ、イクッ、イクッて・・」

ぎゃーーーー!!!!!
恥ずかしい(//∇//)
その話はやめてーーー。

あれ・・
なんか話しが盛り上がってる・・
私の発言が役にたったか?
それなら良いんだが・・

そして真君から驚きの発言が飛び出して来て。

「俺も見てみたい」

続く。
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