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小百合の場合(小説)その11

最初から読む→第一話「小百合の場合その1」


翌朝、いつもの時間に起きて、いつもの様に仕事に出かける準備をして、いつもの様に旦那の朝ごはんを作って。

我が家では朝ごはんだけ作ってあげる。
昼は職場で。
夜は各々で。
そんな感じでやってきた。
お互いが気楽に好きな物食べるけど、朝だけは妻の務めと思って私が作ってる。

テキパキ段取り良く作業を進めながら、時々昨日の出来事を思い出し赤面する私(//∇//)
優しいハグ。
濃厚なキス。
恥ずかしい言葉攻め。
そして最中の画像が頭の中でいっぱい❤

料理しながら取りだしたキュウリを持った時
 「長さはこれくらいだったけど、太さは三倍以上あったなぁ・・」(//∇//)
 「きゃっ、私ったら何考えてるのバカ」
思い出し妄想する自分が恥ずかしいけど、改めて思った。
私ってこんなにエッチだったんだ。
ニヤニヤ。
恥ずかしいけど楽しく喜んでいる自分に照れ笑い(/∀\*)

ちょっと前まで旦那の事でイライラしていたのに、今日の自分が嘘みたい。
気分も軽く仕事に出た。

いつもの様にいつもの仕事、いつもの時間を過ごす。
時々昨日の事を思い出して(〃▽〃)
楽しく過ごしていたのが顔に出ちゃったのか、隣の同僚女子ちゃんから「何か良い事あった?」と聞かれ、「特に何もないよ」と答える私。
本当は昨日の出来事を自慢したい。
あの濃厚な一日を聞いて。
そう思いながらも同僚に言える訳ないけどね。

休憩時間になに気なくスマホを開くとメッセ有り。
聖さんか・・と思いきや、後輩男子君。
 男子君
 「先輩、お店の予約取れました」
 「駅から少し離れてる所ですけど雑誌にも時々乗ってるあの店です」
 「今度の水曜日18時なんですけど、お時間どうですか?」

おおお・・・
あの時々雑誌やレビューで紹介される和食店。
いいねぇ。
水曜日はノー残業デイだから取ったのね。
断る理由も無いし、了解メッセで返信。
 「おおお・・良い店とれたね」
 「了解、水曜18時ね」
 「確認しました」

しばらく後にスマホ確認。
男子君からのメッセ。
 男子君
 「やったー!」
 「今回は僕からのお願いだから、お代は僕が持ちますね」
 「当日よろしくお願いします」

あれ・・・?
なんかノリがデートのお誘いみたいになってきたぞ。
しかも同じ会社内だから直接話にこれば良いのに。
まぁ・・あまり深く考えないでも良いか。
とりあえずそれなりの態度で返事しとこ。
 「別に代金はしっかり割り勘で」
 「相談は聞いても答えられないかもしれんからな」
 「せっかくだから同僚女子ちゃんも誘っていい?」

とりあえずデートじゃない事の釘をさしてと。
本日の男子君とのやり取り終わり。

スマホのメッセを見ながら・・聖さんから連絡来ない・・
もしかして嫌われたかなぁ・・
忙しいのかなぁ・・
少し切ない感覚を味わう私はまるで10代の少女の様だ。
忘れていたこの感覚。
久しぶり味わってみて、幸せ。
しばらくこの感覚を味わっていたい。


続く。
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