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ロリィなお話し。 ナツキ(仮名)再会4

ロリィなお話し。ナツキ(仮名)再会4

サブタイトル(チャンスだ!)
※ゴメンなさい、この小はエロ無しです(>_<)

夏休み、俺はピザ屋でアルバイトの毎日。
あの事件以来、後ろめたさも有ってナツキとは不通。
あきらめていた。

今日もバイクでバイトへ出発。
普段通り家を出る。
信号待ちで止まると見覚えのある男が歩いていた。

アレ?
石川だ。
しかし見た目が凄く変わっていた。
金髪・剃り込み・眉無し。
タバコを咥えて歩いている。
あらら・・不良デビューしちゃったか。
少し虐めたくらいで心の弱い奴だ。

そして女を連れて歩いている。
知らない女だ。

あれナツキは?
気にはなったが、そのままバイトに向かう。

バイト先に着いてナツキの事が心配になりメールを送る。
「ナツキへ、久しぶり、元気?」
しかし返事は無し。
俺のスケベ心を読まれたか?

それから何日かが過ぎた。

突然彼女からメールが来る。
ナツキ
「お兄ちゃん元気?」
「メールありがとうございました」
「返事遅くなってゴメンなさい」

嬉しくなって返事を返す俺がいた。

「久しぶり元気かい?」
「勉強頑張っているかい?」
ナツキ
「勉強頑張ってないよ(笑)」
「進路変えたんだ」

何かあったな。
だいたい想像はつく。

「あれ?」
「俺の高校受ける予定だったよね」
「どうしたの?」
ナツキ
「頑張らなくても普通に行ける高校にしたよ」
「他にも色々あって」

それだ!
その色々が知りたい。
メールじゃ教えてくれないだろう。
取り敢えず食事に誘う。
ナツキも素直にOK。
お昼ご飯をファミレスへ連れて行った。

食事をしながら話しかける。

「進路変えたって何があったの?」
ナツキ
「色々ね・・」
口を割らない。

それならとゲーセンやカラオケで遊びに連れ回す。
彼女も一生懸命楽しんでいる。
何かを忘れるように。

遊んで夕方になった。
そろそろ彼女を送り届ける時間だ。
公園のベンチに座り、聞いてみる。

「何があった?」
「少しで良いから教えてみろ」
ナツキ
「お兄ちゃん・・実はね・・別れちゃったんだ」
「彼氏と」

予想はついていました。

俺の心の中で悪魔が叫んでいる。
『チャンスだー!!』
悪魔
(イメージです)

「詳しい理由は聞かないよ」
「ショックだったんだね」
「凄く好きだったもんね」

ナツキが涙を流しながら訴えてきた。
ナツキ
「凄い好きだったのに・・」
「また他にも彼女ができたみたいで・・」
「ウザイから着いてくるなって言われちゃった(涙)」

涙を流し話す彼女を見て、哀れに感じる。
同時に可愛くなり抱き寄せてしまった。
彼女も抵抗なく俺の胸で泣いた。

俺の悪魔がささやいている。
『もう少しだ・・もう少しで落ちるぞ』

泣きやんで顔をあげたナツキがお願いしてくる。
ナツキ
「お兄ちゃんお願いがあるんだ」
「彼の事、あきらめる為に思い出の物は全部捨てたの」
「でも一個だけ捨てられないの」
「捨てても取りに行っちゃうの」

「それは何?」
ナツキ
「制服のボタン」
「卒業式、あの人が全部ナツキの物ってくれたの」
「嬉しかった」

「俺はどうすれば良いの?」
ナツキ
「お兄ちゃんが捨ててきて」
「そしたら二度と拾いに行けないから」
「お願い(涙)」

彼女の純粋な思いが切ない。
こうなったのは俺が原因。
申し訳無い気持ちでいっぱい。

同時に心の中の悪魔が教えてくれる。
『お前がもらったら終わりだ』
『一緒に捨てに行くんだ』
『その時がチャンスだ』

俺は悪魔の教えに従う事にした。
ナツキに伝える。

「俺が捨ててもいいけど、一緒に行こう」
「二度と取れない海に捨てよう」
「見届けて」

彼女はコクリとうなづいた。

バイクの後ろに乗せて海に向かう。
家には物を取りに行く際「少し遅くなる」と告げさせた。
これで夜の10時くらいまで遊べる。
準備完了。
チャンスがあれば彼女を頂く。
俺は完全に悪魔に変わっていた。

海に到着。
防波堤の先に連れて行き、ここから海へ投げれば二度と拾えない事を告げる。
迷う彼女。
制服のボタンが入ったケースを握りしめている。
何かを思い出すように。

半分決心したのか、震える手で俺にケースを差出してきた。
「お願い・・捨ててください・・」
怖かったのだろう。

彼女の肩に手を添えて伝える。
「君が捨てるんだ」
「本当は分かっているんだろう」
「君が覚悟を決めるんだ」

ケースを見つめ震える彼女。
何度か投げるモーションをするが、投げられない。
悩み続ける。

彼女の様子を伺いながらタイミングをはかる俺。
そろそろ良い頃だろう。

彼女の肩を抱いて告白する。
「大丈夫、思い出は消えたりしない」
「そしてこれからは俺が居る」
「俺がナツキの思い出になる」

ビックリした顔のナツキ。
そして安心したように俺の胸に入ってきた。

上手く行った。
これで今から俺がナツキの彼氏だ(悪魔)。
悪魔2
(イメージです)

落ち着いた様子のナツキ。
捨てる決心がついた様だ。

大きなモーションから大事な思い出を力いっぱい投げた。
だいぶ飛んだ。
海にボチャンと音が響き渡る。

落ちた所を見続けるナツキ。
彼女の肩を抱き、声を掛けた。
「よく頑張ったね」

振り返った彼女が俺の胸に飛び込んできた。
俺も強く抱擁し「愛している」と伝える。
彼女の顔が心無しか嬉しそうに見えた。

ユックリと唇を重ね合う。
久しぶりだ。
嬉しかった。

彼女の柔らかい唇から離れ、強く抱き締めながら最後の責め。
「ナツキ、抱きたい」
コクリとうなずく彼女。

時計を見ると7時前。
まだ間に合う時間だ。

彼女をバイクに乗せ目的地へ。
海辺に有るモーテルに。
ここならガレージから直接部屋に入れる。
中学生でも心配無い。
彼女の手を引き部屋へ入る俺だった。

俺の中の悪魔よ、ありがとう。

続く。

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非公開コメント

米ありがとう

こんばんは^^;
ナツキとなつwww似て異なるものなのか?

面白かったですwww

続きも楽しみです。

Re: 米ありがとう

コメント励みになります。
本当にありがとうございますm(__)m

面白すぎます

爆笑しましたww

Re: 面白すぎます

> 爆笑しましたww
りんか~ん、コメありがとう(嬉)。
今嬉しくて小踊りしてます\(^o^)/
次は俺のエロワールドだけど、たま感想聞かせてね。

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うみ0930

Author:うみ0930
実体験を基に官能小説風に書いたり、架空設定で書いたりしてます。
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