コンビニの店長を好きになり、その4・・マヤ店長
ふぅ・・
今日も忙しかったわ。
商売してて忙しいのは嬉しい限り。
皆様お疲れさまね。
そういえば・・
彼・・
今日始めてまともな会話をしたなぁ・・
「えっ・・あっ・・ひゃい(はい)」
「あ・・あの中学で3年生をやらさせてもらってます」
「ジョルトといいます」
「中学3年生です」
ジョルト君ね。
最近キラキラネームは珍しくない。
でも彼の反応って言うの?
私がこんな事言うのは失礼だけど・・
恋する少年って感じ・・
なんか可愛いって思っちゃった❤
私も29歳で、中学3年生の彼と釣り合わないって分かってる。
でも、あの反応は可愛すぎる。
ちょっと高感度UPしたよ。
私があと10歳若かったら本気になるかも知れない。
なんてね。
これからも良いお客様でいてね。
ジョルト君❤
コンビニの仕事はやる事多すぎ。
個人店なら経営者の裁量で適当に判断する場面とか、コンビニは全てにおいて報告義務を強いてくる。
棚卸が一個合わないだけで報告義務を課す。
こんな事してるから嫌われるんだよ。
お店はオーナーが生きていく為に頑張ってる生業。
でも本部にとって利益を生む一店舗なだけ。
真剣に取り組んでる現場と、数字だけで語る本部。
どっちが大変。
もちろん現場の方が大変だよね。
私も店長やってみて、本部がどれほど無能か実感しました。
数字だけの無能集団。
それが本部。
オーナーの99%が同意すると思う。
グチはこれくらいにして。
明日の営業内容を考えながら今日も眠りに着く。
あ・・・空しい・・
最近恋愛とか遊びとか・・
人間らしい事ちっともしてない。
仕事に追われて頭の中は数字だらけ・・
現場の辛い仕事と、数字に追われて・・
今日・・ちょっとだけ・・可愛かったなぁ・・
ジョルト君・・
眠・・・
次の日。
今日もいつもと同じ営業。
来て頂ける全てのお客様に感謝の心を忘れずに。
しっかり気持ちに落とし込み、一日の営業に取り組む。
毎日と変わらない光景の中。
今日もあの子が私のレジに。
ジョルト君。
ジョルト
「こ・・こんにちわ・・マヤさん」
うふ・・可愛い❤
こんにちわ。
私にとって彼の態度が可愛くて。
少しくらい癒されても良いよね。
誰かに好かれてる感触って悪くない。
私だって人間だもん。
少し癒されて、またいつも通り仕事。
そしたら少しの時間が過ぎて・・
ジョルト
「こ・・こんばんわ・・マヤさん」
クスッ(´∀`*)
あら、こんばんわジョルト君。
本日2回目。
めずらしいなぁ。
今日はお小遣いに少し余裕があったのかな?
ありがとう。
2回目も癒された。
ありがとう。
感謝。
本当に良いお客様に恵まれてる。
感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り掛かる。
これが大切。
数字なんかじゃ計れない。
人を大切に思う気持ち。
感謝の気持ち。
ありがとうって思う気持ちを素直に大切にしていこう。
幾らかの時間が過ぎ、私もそろそろシフトアウトの時間。
お店もそろそろ落ち着いてきて、その人はやってきた。
「はじめまして」
えっ?「はじめまして・・」
「私ジョルトの父です」
「息子がお世話になってます」
あああ!
ジョルト君のお父さん?
突然びっくり!
お父さん
「うちの息子も年頃になったのか店長に恋心を抱いた様ですね」
「迷惑じゃないかと思って」
私
「いえいえ」
「ジョルト君は良いお客様で凄く可愛いですよ」
「何て言うか中学生男子って感じで好感です」
お父さん
「店長さんにそう言ってもらえて安心です」
「迷惑かけてるんじゃないかと思って」
私
「そんな事ないです」
「本当に静かで丁寧で」
「良い子だと思ってます」
お父さん
「なにぶん思春期の男の子なので」
「もしも何かありましたらこちらに連絡ください」
「その時はしっかり対応しますから」
差し出された名刺。
しっかりしたお父さんだ。
ちゃんと子供の心配してる。
ジョルト君、良いお父さんもったね。
お父さん
「それから、つかぬ事お伺いしますが」
私
「何でしょう?」
お父さん
「もしかして・・店長さんも見えたりしますか?」
私
「えっ? 何がですか?」
お父さんの質問。
何を言ってるのか分からない。
キョトンとしてる私を見て。
お父さん
「いや、なんでも無いです」
「息子の事よろしくお願い致します」
そそくさと帰られた。
何が聞きたかったんだろう・・
まぁいいや。
今日も無事一日終われた。
早く帰って休んだら、明日もまた営業だ。
本当、仕事ばかり。
寂しい・・
続く。
今日も忙しかったわ。
商売してて忙しいのは嬉しい限り。
皆様お疲れさまね。
そういえば・・
彼・・
今日始めてまともな会話をしたなぁ・・
「えっ・・あっ・・ひゃい(はい)」
「あ・・あの中学で3年生をやらさせてもらってます」
「ジョルトといいます」
「中学3年生です」
ジョルト君ね。
最近キラキラネームは珍しくない。
でも彼の反応って言うの?
私がこんな事言うのは失礼だけど・・
恋する少年って感じ・・
なんか可愛いって思っちゃった❤
私も29歳で、中学3年生の彼と釣り合わないって分かってる。
でも、あの反応は可愛すぎる。
ちょっと高感度UPしたよ。
私があと10歳若かったら本気になるかも知れない。
なんてね。
これからも良いお客様でいてね。
ジョルト君❤
コンビニの仕事はやる事多すぎ。
個人店なら経営者の裁量で適当に判断する場面とか、コンビニは全てにおいて報告義務を強いてくる。
棚卸が一個合わないだけで報告義務を課す。
こんな事してるから嫌われるんだよ。
お店はオーナーが生きていく為に頑張ってる生業。
でも本部にとって利益を生む一店舗なだけ。
真剣に取り組んでる現場と、数字だけで語る本部。
どっちが大変。
もちろん現場の方が大変だよね。
私も店長やってみて、本部がどれほど無能か実感しました。
数字だけの無能集団。
それが本部。
オーナーの99%が同意すると思う。
グチはこれくらいにして。
明日の営業内容を考えながら今日も眠りに着く。
あ・・・空しい・・
最近恋愛とか遊びとか・・
人間らしい事ちっともしてない。
仕事に追われて頭の中は数字だらけ・・
現場の辛い仕事と、数字に追われて・・
今日・・ちょっとだけ・・可愛かったなぁ・・
ジョルト君・・
眠・・・
次の日。
今日もいつもと同じ営業。
来て頂ける全てのお客様に感謝の心を忘れずに。
しっかり気持ちに落とし込み、一日の営業に取り組む。
毎日と変わらない光景の中。
今日もあの子が私のレジに。
ジョルト君。
ジョルト
「こ・・こんにちわ・・マヤさん」
うふ・・可愛い❤
こんにちわ。
私にとって彼の態度が可愛くて。
少しくらい癒されても良いよね。
誰かに好かれてる感触って悪くない。
私だって人間だもん。
少し癒されて、またいつも通り仕事。
そしたら少しの時間が過ぎて・・
ジョルト
「こ・・こんばんわ・・マヤさん」
クスッ(´∀`*)
あら、こんばんわジョルト君。
本日2回目。
めずらしいなぁ。
今日はお小遣いに少し余裕があったのかな?
ありがとう。
2回目も癒された。
ありがとう。
感謝。
本当に良いお客様に恵まれてる。
感謝の気持ちを忘れずに仕事に取り掛かる。
これが大切。
数字なんかじゃ計れない。
人を大切に思う気持ち。
感謝の気持ち。
ありがとうって思う気持ちを素直に大切にしていこう。
幾らかの時間が過ぎ、私もそろそろシフトアウトの時間。
お店もそろそろ落ち着いてきて、その人はやってきた。
「はじめまして」
えっ?「はじめまして・・」
「私ジョルトの父です」
「息子がお世話になってます」
あああ!
ジョルト君のお父さん?
突然びっくり!
お父さん
「うちの息子も年頃になったのか店長に恋心を抱いた様ですね」
「迷惑じゃないかと思って」
私
「いえいえ」
「ジョルト君は良いお客様で凄く可愛いですよ」
「何て言うか中学生男子って感じで好感です」
お父さん
「店長さんにそう言ってもらえて安心です」
「迷惑かけてるんじゃないかと思って」
私
「そんな事ないです」
「本当に静かで丁寧で」
「良い子だと思ってます」
お父さん
「なにぶん思春期の男の子なので」
「もしも何かありましたらこちらに連絡ください」
「その時はしっかり対応しますから」
差し出された名刺。
しっかりしたお父さんだ。
ちゃんと子供の心配してる。
ジョルト君、良いお父さんもったね。
お父さん
「それから、つかぬ事お伺いしますが」
私
「何でしょう?」
お父さん
「もしかして・・店長さんも見えたりしますか?」
私
「えっ? 何がですか?」
お父さんの質問。
何を言ってるのか分からない。
キョトンとしてる私を見て。
お父さん
「いや、なんでも無いです」
「息子の事よろしくお願い致します」
そそくさと帰られた。
何が聞きたかったんだろう・・
まぁいいや。
今日も無事一日終われた。
早く帰って休んだら、明日もまた営業だ。
本当、仕事ばかり。
寂しい・・
続く。