小百合の場合(小説)その4
最初から読む→第一話「小百合の場合その1」
聖さんと話せた事。
私のグチを聞いてもらえた事で心が軽くなった。
あれから家で旦那の顔を見ても私の心の中に起こる衝動は小さくなり、それとは別に休日聖さんと会える期待感が高まって行った。
どんな人なんだろう。
わかっているのは優しい声で聞き上手。
どんな容姿なんだろう。
もしかして髭のダンディーな中年様(お医者様だからお金持ちかも)。
いやいや、白衣が似合うイケ面(頭キレる優しいお方)。
想像が私をワクワクさせて楽しい。
カウンセリングを受けに行くだけなのにデートの約束をしたみたい。
当日着ていく服を選んでみたり(少し可愛いピンク系のワンピ)。
なぜか下着をセットの可愛い物で選んだり。
特に何もないけど久しぶりの東京だし、可愛い服を選ぶのも楽しい。
時間が余ったら服も見に行きたい。
休日が待ち遠しい。
聖さんから貰った携帯番号。
「基本個人携帯は殆ど持ち歩いていないから連絡したい時はメッセージアプリにしてね」
「返信も不規則で何時になるか分からないけど必ず返事するね」
と言われたが、少しだけ彼との接点を繋げていたい。
ちょっとだけ質問交えて連絡してみる。
私(アプリ)
「あのー、聖さんてどんな見た目なんですか?」
「特に理由は無いけど当日拝見して分からないと失礼ですから」
なんてカウンセリングとは関係ない質問してみた。
なんか自分が若い娘の様にワクワクしていて楽しい。
最近の私に欠けていた楽しい事をしている。
返信が無いアプリ画面を何度も見てしまう。
何回も何回も。
あっ!
返信が来た。
聖
「返信遅れてごめんなさい」
「僕の容姿ね、説明面倒だから写真を送るよ」
「(^∇^)」(画像)
「去年海で撮った写真だから少し焼けてる」
「これで良かったかな」
送られてきた写真は少し日焼けしたナイスバディなイケ面。
キタ───O(≧∇≦)O────♪♪
来たよ来たよ♪
合格!!
腹筋もシックスパックに割れてかっこいい\(//∇//)\
どうしよう・・・
私ドキドキしてきた。
ニヤニヤしながら写真を見ていると彼からのメッセが来た。
「今度はサーちゃんの写真見たいな」
写真かぁ・・
最近撮ってなかったから自信の有る写真が無いなぁ・・
どうしよう・・
苦渋の決断の末、5年前に友達の結婚式で写したキラキラ可愛い自分の画像を送る事に決定。
もちろん説明をつけて。
「最近写真撮ってなかったから5年前の写真だけど」
そして写真を送ってみる。(ピッ)
恥ずかしい。
彼がどんな反応をしてくるのかドキドキとワクワクと、もしかしたらダメかもという思いと・・
色々考えながらアプリの画面を見続ける私。
返信が返ってきた。
聖
「おおお!!」
「凄く可愛いね」
「会えるのが楽しみです(#^.^#)」
やったーーー!
なんか嬉しい。
昔感じた恋愛感。
ドキドキワクワクしている自分。
幸せ。
続けて彼からメッセが来た。
聖
「これから仕事で返事出来ないから、なにかあったらメッセ入れてね」
「時間ある時返事するね」
このやり取り、なんか恋人みたい。
なんか嬉しい。
あれ??
カウンセリングじゃなくて恋愛になっちゃった。
もう自分の悩みなんて無くなっている。
このまま関係を続けてみたい。
フッフッフッ(〃▽〃)
色々な想像を繰り返す私にもう一人の自分が呼びかける。
「これって浮気じゃないの?」
えっ・・
あの・・その・・まだ何もしてないから・・
まだ何もしてないから浮気じゃないよね。
もし浮気だとしても、私も旦那に浮気されたんだから、これくらい許されるわよね。
私の場合特別扱いだよね。
まだ大丈夫。
自分に言い聞かせた。
「体の関係が無かったら浮気じゃないから」
楽しい時間を過ごせた私。
いよいよ明日は休日。
旦那から「今度の休日は空いてる?」とのお誘いに「用事で東京行ってくる」とだけ断りをいれて着々と準備を進める。
準備って言っても着ていく服の用意と、頭の中で妄想シュミレーションだけどね(//∇//)
私からの断りに少しすねる旦那を見て、「勝った!」と思った私。
旦那を見下している私がいた。
同時に新しい出会いにワクワクしている私は特別扱いだった。
聖さんと話せた事。
私のグチを聞いてもらえた事で心が軽くなった。
あれから家で旦那の顔を見ても私の心の中に起こる衝動は小さくなり、それとは別に休日聖さんと会える期待感が高まって行った。
どんな人なんだろう。
わかっているのは優しい声で聞き上手。
どんな容姿なんだろう。
もしかして髭のダンディーな中年様(お医者様だからお金持ちかも)。
いやいや、白衣が似合うイケ面(頭キレる優しいお方)。
想像が私をワクワクさせて楽しい。
カウンセリングを受けに行くだけなのにデートの約束をしたみたい。
当日着ていく服を選んでみたり(少し可愛いピンク系のワンピ)。
なぜか下着をセットの可愛い物で選んだり。
特に何もないけど久しぶりの東京だし、可愛い服を選ぶのも楽しい。
時間が余ったら服も見に行きたい。
休日が待ち遠しい。
聖さんから貰った携帯番号。
「基本個人携帯は殆ど持ち歩いていないから連絡したい時はメッセージアプリにしてね」
「返信も不規則で何時になるか分からないけど必ず返事するね」
と言われたが、少しだけ彼との接点を繋げていたい。
ちょっとだけ質問交えて連絡してみる。
私(アプリ)
「あのー、聖さんてどんな見た目なんですか?」
「特に理由は無いけど当日拝見して分からないと失礼ですから」
なんてカウンセリングとは関係ない質問してみた。
なんか自分が若い娘の様にワクワクしていて楽しい。
最近の私に欠けていた楽しい事をしている。
返信が無いアプリ画面を何度も見てしまう。
何回も何回も。
あっ!
返信が来た。
聖
「返信遅れてごめんなさい」
「僕の容姿ね、説明面倒だから写真を送るよ」
「(^∇^)」(画像)
「去年海で撮った写真だから少し焼けてる」
「これで良かったかな」
送られてきた写真は少し日焼けしたナイスバディなイケ面。
キタ───O(≧∇≦)O────♪♪
来たよ来たよ♪
合格!!
腹筋もシックスパックに割れてかっこいい\(//∇//)\
どうしよう・・・
私ドキドキしてきた。
ニヤニヤしながら写真を見ていると彼からのメッセが来た。
「今度はサーちゃんの写真見たいな」
写真かぁ・・
最近撮ってなかったから自信の有る写真が無いなぁ・・
どうしよう・・
苦渋の決断の末、5年前に友達の結婚式で写したキラキラ可愛い自分の画像を送る事に決定。
もちろん説明をつけて。
「最近写真撮ってなかったから5年前の写真だけど」
そして写真を送ってみる。(ピッ)
恥ずかしい。
彼がどんな反応をしてくるのかドキドキとワクワクと、もしかしたらダメかもという思いと・・
色々考えながらアプリの画面を見続ける私。
返信が返ってきた。
聖
「おおお!!」
「凄く可愛いね」
「会えるのが楽しみです(#^.^#)」
やったーーー!
なんか嬉しい。
昔感じた恋愛感。
ドキドキワクワクしている自分。
幸せ。
続けて彼からメッセが来た。
聖
「これから仕事で返事出来ないから、なにかあったらメッセ入れてね」
「時間ある時返事するね」
このやり取り、なんか恋人みたい。
なんか嬉しい。
あれ??
カウンセリングじゃなくて恋愛になっちゃった。
もう自分の悩みなんて無くなっている。
このまま関係を続けてみたい。
フッフッフッ(〃▽〃)
色々な想像を繰り返す私にもう一人の自分が呼びかける。
「これって浮気じゃないの?」
えっ・・
あの・・その・・まだ何もしてないから・・
まだ何もしてないから浮気じゃないよね。
もし浮気だとしても、私も旦那に浮気されたんだから、これくらい許されるわよね。
私の場合特別扱いだよね。
まだ大丈夫。
自分に言い聞かせた。
「体の関係が無かったら浮気じゃないから」
楽しい時間を過ごせた私。
いよいよ明日は休日。
旦那から「今度の休日は空いてる?」とのお誘いに「用事で東京行ってくる」とだけ断りをいれて着々と準備を進める。
準備って言っても着ていく服の用意と、頭の中で妄想シュミレーションだけどね(//∇//)
私からの断りに少しすねる旦那を見て、「勝った!」と思った私。
旦那を見下している私がいた。
同時に新しい出会いにワクワクしている私は特別扱いだった。